みなさんこんにちは。旅するカピバラです。
テキーラ村は名前の通りお酒のテキーラの本場。
メキシコ第2の都市グアダラハラから日帰りで行けるため、とても人気のツアーです。
本記事では、
2025年5月に実際に私が参加した、テキーラ村日帰りバスツアーの内容を詳しく紹介していきます!
テキーラ村の基本情報や見所、観光列車を使って行く方法など、その他ツアーの詳細はこちらの記事をご確認ください!

テキーラ村へ行こうか迷っている方や、どうやって行くか悩んでいる方の、参考になりましたら幸いです。
テキーラ村日ツアーまで調べたこと
グアダラハラに住む知人や、宿泊先のホステルのスタッフさんなど、多くの人からおすすめされていたテキーラ村ツアー。行くと決めたものの、様々な種類のツアーが出ていて、どれで行くべきかとても悩みました。
まずは、私が参加するまでに調べたことや、ツアーを選んだ決め手などを紹介します。
事前に調べたこと
- テキーラ村への行き方3つ
- 3つのツアーの金額と内容
▼テキーラ村への3つの行き方。テキーラ村ツアーを決める際の参考に

今回はバスツアー参加に決定
テキーラ村へは、観光列車が出ていますし、Uberなどを使い個人的に行くこともできます。
様々な手段がある中で、バスツアーにした決め手は...
- 移動や観光地巡りの楽さ
- 費用の安さ
テキーラ村に行くなら、どの蒸留所が良いのか、他に観光スポットがあるのかなど、情報が少なく調べるのが大変だったので、個人ではなくツアーにおまかせすることにしました。
また、観光列車もツアー内容が充実しており魅力的でしたが、予算の都合上、安いバスツアーで行くことに決めました。
バスツアーの費用と予約方法
私は宿泊先のホステルで手配しました。
費用は650ペソ(¥5000程度)/1人
【ツアー費用に含まれているもの】
- 移動費
- ガイド料
- 各施設の入場料
- 移動中、自由に飲めるカクテル(テキーラ、氷、テキーラを割るジュース)
【ツアー費用に含まれていないもの】
- 昼食代
- 夕食代
- お水など、テキーラカクテル以外の飲み物
- 公園での有料アスレチック代
バスツアーで行くと決めたものの、海外ツアーのオンライン予約サイト、グアダラハラ市内を散策中に見かけた旅行会社、宿泊先のホステルなど、どこもかしこもテキーラ村ツアーを推しています。
話を聞いたり、調べた結果、どこで予約しても費用は大きく変わりませんでしたが、 オンラインや旅行会社での予約だと、当日の朝に集合場所まで自分で行く必要がありました。
ホステルで紹介しているツアーは、ホステルまでバスで迎えに来てくれるとのことだったため、ホステルで手配をお願いしました。
費用はフロントにて現金で支払いました。
準備したもの
- 帽子やサングラスなどの日除グッズ
- 日焼け止め
- 多めの水分
テキーラ村は日差しが強く乾燥した気候のため、日除グッズや日焼け止めは必須!
熱中症予防とテキーラの試飲に備えて、お水も普段街を観光する時よりも多めに持っていきました。
私が行ってきたテキーラ村日帰りバスツアー【2025年5月】
実際に私が参加したグアダラハラ発テキーラ村日帰りバスツアーの詳細を紹介します。
ツアー会社によって内容は異なると思いますが、参考になれば幸いです。
集合・テキーラ村への移動
当日の朝10時にバスが宿泊先まで迎えに来てくれるとのこと。
他の参加者たちのホテルを順番に周り、私は最後だったようで、少し遅れた10:20頃に迎えが来ました。
やってきたのはバスというより、15人乗りのバン。
早速乗り込み、テキーラ村へ出発!

30分程車を走らせたところで、コンビニでトイレ休憩がありました。

運転手兼ガイドのおじさん(以下ガイドさん)が氷とテキーラを割るためのジュースを購入し車に積まれたクーラーボックスにセット。
ここからテキーラ飲み放題で目的地へ移動。笑
ちなみに、私以外の参加者はメキシコ人10名、アメリカ人3名。
みんなノリが良く、お酒も入ってテンションが上がっていきます。
さらにガイドさんが盛り上がるメキシカンミュージックを流し始め、車内はカラオケ大会のような状態に...
アガベ畑と蒸留所の見学|Tequila Tres Mujeres
最初に到着したのは、テキーラの原料となるアガベの畑と蒸留所が隣り合った施設。
名前は「Tequila Tres Mujeres」、直訳すると「3人の女」という意味。
アガベ畑で収穫体験
まずはテキーラの原材料となるアガベ畑へ。実際に見るとかなり大きい。
施設の方が、アガベの収穫や下処理の工程を実際に見せてくれます。
熱処理したアガベを試食させてもらいました!とっても甘くてびっくり!健康食品でアガベシロップがありますが、この甘さだったのか...と1つ勉強になる。
蒸留所の見学
蒸留所内に入ると大きな銀色のタンクがありました。ザ工場見学という感じ!
熱処理したアガベをタンクに入れ、発酵させてテキーラにしていきます。
タンクの中を覗いたり、出来立てのテキーラを試飲できます。メキシコではテキーラを飲む時の掛け声があり、ガイドさんが教えてくれてみんなで乾杯します!
出来立てのテキーラはアルコールがとても強く、喉が焼けるような感覚がしますが、大きく息を吸って止めて、テキーラを口に入れ、飲み込んだ後に息を吐く、そうすると喉が焼けずにテキーラ本来の味と香りを楽しめるそうです。
貯蔵庫の見学
蒸留所で作られたテキーラは、樽に入れられ地下にある貯蔵庫で寝かされます。
外は炎天下でとても暑かったですが、貯蔵庫内はひんやり快適でした。沢山の樽が積み上げられていました。
試飲
お待ちかねの試飲タイム!!貯蔵庫内に設けられた試飲スペースで、見学した蒸留所のテキーラを3種類いただきました。
寝かされた年数の違いで味が変わります。
自由時間
一通り施設を見学した後、30分程の自由時間がありました。
お土産を見たり、フォトスポットやアガベ畑で写真を撮ったり、集合がかかるまで施設内で自由に過ごします。

レストランで昼食|La Taberna del Cofrade
蒸留所を後にし、車で10分程走った丘の上にあるレストランで昼食を取りました。
レストランの入り口から席に着くまでの間が、テキーラの博物館のようになっており素敵でした。
昼食代はツアーに含まれていないため、各自好きな料理を注文します。

レストランもすごく素敵で、地下にあり、昔はテキーラの貯蔵所だったそうです。
すごく素敵なレストランでした。
私は、喉はカラカラ!お腹はペコペコ!状態だったので、
ガッツリとを注文...
・ステーキ(450ペソ≒3500円)、
・コーラ(48ペソ≒約360円)
・お水(30ペソ≒230円)
暑さと乾燥した気候で喉が渇き切っていたので、冷たい飲み物が体に染み渡りました。泣
間も無く、付け合わせにサボテンやワカモレなどがのったメキシコらしいステーキプレートが到着、このステーキが柔らかくジューシーで絶品でした!!!
マリアッチ(メキシコの音楽隊)の演奏も始まり、優雅なランチタイムを過ごしました。
テキーラ村の散策
昼食の後は、テキーラ村の中心地へ移動。1時間の自由時間があり、街を散策。
広場にフォトスポットがあったり、

樽型のテキーラバスが走っていたり、

写真映えする可愛らしい村でした。
夕陽の見える公園 |Complejo Paraiso Azul
テキーラ村を散策後、そのまま郊外の丘にある公園で30分程度の自由時間。
綺麗な夕陽と広がるアガベ畑は絶景でした。

有料ですが、希望者はアスレチックで遊んだり、崖の上にあるブランコに乗ることができます。
無料のエリアにもフォトスポットがあったので写真を撮って楽しみました。
屋外フードコートで夕食|Cantaritos el Güero #1
日が沈んだ頃、ツアーの締めくくりとして、テキーラ村で一番盛り上がるという屋外フードコートで夕食をとりました。(夕食というよりテキーラを飲むのがメインでしたが…)
元々1時間の滞在予定でしたが、1日を共に過ごしたツアー参加者全員が仲良くなり「皆んなで一緒に飲みたい!」との声が多数上がったため、ガイドさんが特別に滞在時間を2時間に延長してくれました。
他のバスツアーも立ち寄る定番の場所だからか、見渡す限り人、人、人!
どのテーブルも巨大なテキーラカクテルをシェアして飲んでいました。
一気飲みのコールもかかり、カオスな状態。
私たちも大きな壺に入った14リットルのテキーラカクテルを注文。
ノルマは1人1リットルだぞ〜!とみんなでシェアして飲みました。
案の定酔っ払いました。
私は運良くツアー参加者に恵まれみんなで楽しく飲みましたが、1人でしっぽり飲みたい方や人混みが苦手な方には少し居心地の悪い場所かもしれません...
みんなで一緒に飲んで、沢山お喋りをして、とても楽しい時間を過ごしました。
グアダラハラへ移動・解散
楽しく飲んでいたら、延長してもらったにも関わらずあっという間に集合時間に。
道中あんなに騒がしかった(ほぼカラオケ大会だった)車内も、疲れと酔いで皆眠たくなり静かに。

一番賑やかにしていた夫婦も流石に爆睡していました。
約1時間かけて、グアダラハラへ戻ります。
メインの集合場所であろう大聖堂前で半分くらいの参加者が降車、残りの参加者をホテルまで順番に送り届けます。
時刻は22時。夜遅かったので、私はホテルのすぐ近くまで送ってもらい、安全に帰宅できました。
日帰りバスツアーに参加した感想
10時出発、20〜21時頃帰着の10時間程度のツアーと聞いていましたが、終わってみれば22時に帰着で所要時間は12時間の長く濃いツアーでした。
また、テキーラ村に訪れる人の多くは北中米の方のようで、1日を通して日本人どころかアジア人はほぼ見かけませんでした。
しかし、ガイド以外は基本的にみんな酔っ払っているので(?)英語やスペイン語が苦手でも、ノリ良く楽しめるツアーかと思います。
他の参加者たちに恵まれたのも大きいですが、テキーラの力も借りながらワイワイ楽しく過ごして、思い出に残る1日になりました!

▼グアダラハラから行けるテキーラツアー3種類の詳細など

▼メキシコシティに行くならルチャ・リブレもオススメ
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